静電気・高電圧・放電・プラズマ若手研究委員会
委員長:高橋克幸(岩手大学)
幹事:竹内希(東京工業大学)
設置期間
2020年3月 ~ 2025年12月
新研究委員会設置の趣旨
静電気学会のみならず、国内の多くの学術学会においては、20~30代の会員数ならびに、将来の学術活動を担う若手研究者の減少は、極めて緊迫した課題である。この課題を解決する一つの手段として、現在の若手研究者が互いに切磋琢磨し研究活動を活性化することによって活気あふれる学会にすること、そしてそれを近い世代の学生に間近で見てもらうことによりアカデミアを目指す学生数を底上げすることが挙げられる。それには、若手研究者が自ら運営し情報交換と議論を行うプラットフォームの整備が重要である。
本研究委員会は、若手研究者間の忌憚のない情報交換と議論を通して、10~20年後の将来を見据えた、静電気・高電圧・プラズマ研究の中核となる基盤を創り出すことを目的とする。そして、若手研究者が、お互いの専門的技術と知見を活用した共同研究を通し、学術の深化と躍進を目指すとともに、静電気学会の持続的な発展に寄与する。また、国内のみではなく特にアジアを中心とした各国の若手研究者と積極的に交流を行い、国際研究の基礎を創りだす。
本研究委員会の構成員は、他の研究委員会を兼務していることが多い。そこで、本委員会活動を通して、若手研究者が積極的に活発に活動をすることにより、他の研究委員会と連携しその活動に貢献するだけではなく、他の研究委員会間の連携を密接にすることにより、静電気学会全体のアクティビティを押し上げることを目指す。さらに、将来アカデミアの研究者を目指す博士課程在籍の学生や、少しでも興味がある修士課程在籍の学生とも、近い立場として積極的に交流を図ることによって、新しい人材を見いだすとともに、そのキャリアをサポートしていくことは、本研究委員会の極めて重要な任務であると考える。
年間計画
年2回程度研究委員会を開催する。